1. メイク崩れの本当の原因を知る
「朝きれいに仕上げたのに、昼にはテカテカ」「夕方にはヨレてる」…そんな経験はありませんか?
実は、**メイク崩れの主な原因は「皮脂」と「乾燥」**の両方にあります。
- 皮脂過剰タイプ:Tゾーンのテカリやヨレ、ファンデの浮きが目立つ
- 乾燥タイプ:目元・口元の粉吹き、ファンデの割れ、カサつきによる崩れ
- 混合肌タイプ:Tゾーンはテカるのに頬は乾燥する、崩れがムラになる
つまり、「皮脂を抑える」だけでも、「保湿する」だけでも不十分。
皮脂バランスを整えながら、うるおいをキープすることが、崩れない・落ちないメイクのカギです。
2. スキンケアで「メイクの土台」を整える
2-1. 朝のスキンケアは“引き算”と“保湿の質”がポイント
朝のスキンケアはやりすぎ厳禁。油分を重ねすぎると、ファンデが浮きやすくなります。
おすすめステップ
- 洗顔:余分な皮脂・汗を落とす(泡で優しく)
- 化粧水:たっぷりと水分を与える
- 乳液:保湿を閉じ込める軽めの処方
- 日焼け止め:UVカット+化粧下地効果のあるタイプ
💡ポイント:皮脂テカリが気になる人は「収れん化粧水(毛穴を引き締める)」をプラス。
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2-2. 朝用スキンケアで保湿バランスを最適化
日中の皮脂を抑えるには、肌内部の乾燥(インナードライ)を防ぐことが重要。
「ヒアルロン酸」「セラミド」「ナイアシンアミド」などの保湿成分配合アイテムが◎。
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3. メイクキープの鍵は「下地選び」
3-1. 皮脂コントロール下地
皮脂を吸着し、テカリを防ぐ下地をTゾーン中心に使用。
代表的な成分は「シリカ」「ベントナイト(クレイ)」「皮脂吸着パウダー」。
崩れやすい小鼻・額・あごにだけ塗るのがコツです。
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3-2. 保湿キープ下地
乾燥が気になる頬や目元には、保湿系の下地を。
「ヒアルロン酸」「グリセリン」などのうるおい成分入り下地で、粉吹きを防ぎます。
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3-3. 崩れないファンデーションの選び方
「リキッド or クッション」+「薄づき」が鉄則。厚塗りはヨレの原因になります。
特に“セミマットタイプ”はテカリを抑えつつ自然なツヤを残せます。
仕上げにパウダーで押さえ、Tゾーンは軽く、頬はふんわり。
マスク崩れが気になる方は、フィックスミストも効果的。
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4. 日中の崩れ防止ケア
4-1. テカリが出たらあぶらとり紙ではなく“ティッシュオフ”
皮脂を全部取ると、肌が「もっと皮脂を出さなきゃ!」と反応して逆効果。
ティッシュで軽く押さえる程度にし、その後パウダーでリタッチしましょう。
4-2. 保湿ミストでうるおいチャージ
エアコンや外気で乾燥した肌には、保湿ミストをシュッとひと吹き。
メイクの上から使えるタイプがおすすめです。
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5. 夜のスキンケアで「翌朝の崩れ」を防ぐ
夜こそ、崩れない肌作りのカギ。
日中の皮脂酸化や乾燥をリセットして、翌朝のベースを整えます。
ナイトケアのポイント
- クレンジングは「皮脂を取りすぎないタイプ」
- 化粧水でしっかり水分補給
- 美容液でバリア機能を整える
- 乳液・クリームでうるおいを閉じ込める
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6. 崩れない・落ちない肌をつくる1日の流れ(まとめ)
時間帯 | ケアのポイント |
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朝 | 軽めの保湿+皮脂コントロール下地 |
日中 | ティッシュオフ+保湿ミストでリタッチ |
夜 | しっかりクレンジング+保湿ケア |